【広島市 外壁工事】塗装がはがれる原因とは？塗装はがれは早期補修が大切

塗装工事をする際に必要な下地処理などの準備を怠った

下地処理とは、塗装を行う前に塗装面に施す処理のことです。下地処理が十分に行われていない場合、塗装してもすぐにはがれてしまいます。

具体的には、高圧洗浄で塗装面の汚れを落としたり、劣化している箇所に事前に処理を行って平らにしたりする工程です。そうすることで、上塗りの塗料が壁面に隙間なく密着します。

下地に汚れが付着したままにしたり、錆びや古い塗膜、ひび割れなどをそのままにしたりすると、塗装を行った際に塗料がしっかり密着せず、非常にはがれやすい状態になるため注意が必要です。

下塗りが十分ではない・下塗りされていない

下塗りとは、下地を整えた後、最初に行う塗装のことです。下塗りを行うことで、中塗り・上塗りの密着度が上がります。下塗りが十分に行われていなかった場合、塗料がしっかりと密着せず、すぐに塗装がはがれてしまいます。

塗料ごとに適切な塗布量が決まっているため、均一な厚みで適正な量を塗る必要があります。

塗料を十分に乾燥させていない

塗料を1回塗り終わった後は、十分に乾燥させる必要があります。十分に乾燥させていないと、その次に塗る塗料がしっかりと密着してくれません。

下塗り→乾燥→上塗り→乾燥という各工程で塗料を乾燥させないと、ひび割れやはがれにつながる可能性もあります。乾燥時間についても塗料ごとに定められているため、きちんと守ることが大切です。

経年劣化

施工が問題なく行われていたとしても、経年劣化によって塗装ははがれていきます。外壁は紫外線や雨風といった外的要因によるダメージを受けやすいため、年月が経つほど塗装が劣化してはがれやすくなるのです。塗料の耐用年数は10年前後であることが多いため、その時期に塗装がはがれていると経年劣化が原因である可能性が高いといえます。

経年劣化が起こっているかどうかを判断しやすいのは、外壁を手で触ったときです。手で触った際に、指に粉のようなものが付着していた場合、チョーキング現象が発生しています。チョーキング現象とは、塗料が雨や紫外線によって分解され、粉状に変化している状態のことです。塗料に本来ある防水などの効果が薄れているサインといえるでしょう。

トラブルを防ぐためにも、塗装業者による早めの補修がおすすめ

外壁の塗装がはがれたまま放置していると、見た目が悪いだけでなく、雨漏りなど住宅のトラブルに発展してしまう可能性もあります。住宅に侵入した雨は躯体を腐食させ、住宅の寿命を縮める一因となってしまうのです。

外壁塗装の定期的なメンテナンスはもちろん、不具合を見つけたら早急に補修するようにしましょう。外壁塗装のはがれなど不具合を発見したら、まずは塗装業者に相談してみてください。

建物の寿命を延ばす

塗装は、外壁を雨水や紫外線から守り、劣化を防ぎます。定期的なメンテナンスを行うことで、建物の寿命を延ばすことができます。

美観を維持する

塗装は、建物の美観を維持する役割も果たします。色褪せやはがれなどがないように、定期的にメンテナンスを行う必要があります。

資産価値を守る

きれいに塗装された建物は、資産価値を高めることができます。定期的なメンテナンスを行うことで、建物の資産価値を維持することができます。

安全性を確保する

塗装は、外壁のひび割れなどを防ぎ、建物の安全性を確保する役割も果たします。定期的なメンテナンスを行うことで、建物の安全性を維持することができます。